コーチングの致命的欠陥とは何か?

致命的欠陥を修正して実施するスゴ技!

コーチングを導入すれば人が育って企業は活性化する。

これが研修会社のコーチングのキャッチフレーズです。

それを真に受けて、高額の受講料を支払ってコーチング研修を受講し、実践してもほとんど効果がなく「ダマされた!」と思ったことはありませんか?


弊社もそうでした。はっきり言ってコーチングで「全ての」人材を育成することはできません。


しかし「その中の一部の」人間だけ、コーチングの効果が発揮され、自分で答えに辿り着き、業績を左右するようなアイデアを思い付くほど育成されることは、ごくまれにあります。これも弊社のコーチングの実践の中で確認しました。


コーチングの基本的な考えは「答えは相手の中にある」です。この考え方自体には弊社としても共感しますが、これが「全での人間」で言えることだと考えてコーチングを導入すると人はうまく育ちません。

ほとんどの場合、コーチングををいくら行っても、向こうは固まってしまい、何の気づきも生まれないか、あるいは気づいても期待したレベルに達しません。そういう人が全体の90%です。つまりコーチングの効果が出る人は多く見て全社員の10%です。


この90%の社員もコーチングで育てることは不可能ではありません。しかしそのためには先の10%の社員の何十倍もコーチングに時間を使う必要があります。

その分、ヒトと時間を使ってしまいますから、業績を上げる仕事に投入できる時間とヒトという資源が減ってしまいます。

それは業績面で言えば、いい結果をもたらさないでしょう。


つまりコーチングは「オールマイティ」ではないのです。


コーチングを活用して会社を成長させるには、コーチングの効果のある10%の人間にヒト、時間という経営資源を投資し、成長した彼・彼女たちを軸に残りの90%の人間を牽引させて全社の活性化、業績の向上を図る、ということが最も適切だと言ってよいでしょう。


弊社・大阪の人材開発会社ヒューマンパワー研究所では自社の失敗を分析して、弊社と同様にコーチングの導入に失敗した会社でも、改めてコーチングを上手く活用して人を育て、業績につなげる方法を開発しました。これが「やり直しコーチング」です。


内容は「『コーチング』を使って失敗した私が気付いた、その実戦的な使い方5ヶ条」という15分で読める本にも載せています。

しかし御社だけでは実践が難しい場合、人事戦略、人材育成戦略そのものも見直したい場合は、ご相談ください。

弊社が伺って御社に合わせた「やり直しコーチング」、及び人材開発戦略の革新のサポートをいたします。

コーチングで人を育てるポイント3つ 

これが「やり直しコーチング」だ!


  • 「地頭」のよい人にだけコーチングを行う

    社会には学歴や学校の成績などとは無関係に「地頭の良い人」と「地頭の良くない人」がいます。


    「地頭の良い」人とは、学歴が有名大学、TOEICが850点、簿記2級取得など勉強すればなれる後天的な「頭が良い」人のことではありません。
    低学歴でも、職歴がアルバイトしかなくなくても「地頭の良い人」は、ミーティングで1人だけ気づきます。あるいは斬新なアイデアを出したり、本質を突いた発言をします。
    このような「地頭の良い人」は、どの組織でもおおよそ全体の10%だけ存在します。


    「やり直しコーチング」とは、この10%の「地頭の良い人」だけにコーチングをして、将来会社を担う人材として育て、この人たちを中心に会社全体を活性化させることがその内容の1つです。


  • 「地頭の悪い人」にはティーチングを行う

    「地頭の悪い人」はいくら必死にコーチングをしても、何のアイデアも気づきも出て来ない人です。

    ただし、全くコーチングの効果がないわけではありません。

    1回のコーチングで地頭の良い人が10気づくとしたら、地頭が悪い人は0.5程度は気づきます。

    ですからコーチングに十分に時間が取れるのであれば、「地頭の悪い人」に対しても「地頭の良い人」の何十倍のコーチングを行えば、それなりに気づきに導けます。


    しかしそれをしてしまうと会社は、コーチングにほとんどの経営資源(ヒト、モノ、カネ、時間)を使われてしまい、業績を実際に出してくる人がいなくなってしまいます。

    コーチングで人を育てることと、会社の業績を上げることの2つをバランスよく行ってはじめて会社が継続的に発展します。


    弊社がご提案する「やり直しコーチング」では「地頭の悪い人」にはコーチングを行わずに「指示命令=ティーチング」を行います。つまり「こちらから答えを教える」ということです。

    ですから面談のために膨大なヒトと時間を使わないで済みます。

  • 社員を2分類してマネジメントする「やり直しコーチング」のポイント

    「やり直しコーチング」の具体的なポイントは以下の通りです。


    ・全員にコーチングを2~3回して「地頭の良い人」「地頭の悪い人」に分類する。
    ・以降は「地頭の良い人」には集中してコーチングを行って気づきを促し、アイデアを出させ、実践させて育成し会社の将来を担える人材にする。
    ・「地頭の悪い人」にはティーチングでのミーティング定期的に行ってモチベーションをかけ、目標を設定して一生懸命仕事をさせる。


    しかしこれは諸刃の剣でもあります。

    なぜならコーチングで一部の幹部候補が育ち、その人間を中心に会社の業績が上がる、というメリットがある一方で、その対象にならなかった人が疎外感を持ってしまう、というデメリットあるからです。

    最悪の場合、会社の組織風土が荒れ、それは業績を悪化させるでしょう。


    ですから「やり直しコーチング」ではコーチング対象ではない人にもケアを適切に行うことを大切にしています。具体的には以下のポイントです。


    ・日常の声掛けは平等に行う。
    ・「コーチング対象ではない人」も定期的に個人面談をする。その時には十分に相手の話を聞き、その上で目標設定をし、モチベーションをかける。
    ・「コーチング対象の人」にはまだ早いと思われる段階で部下をつけてしまう。当然、マネジメントという新しい壁にぶつかるはずなので、その習得のためのミーティングを週に1回行い、コーチングによって「マネージャーとしての仕事の仕方」の気づきを促す。

    この方法で、10%の「地頭の良い人」を会社の将来を担う幹部社員に育成し、同時に「地頭の悪い人」も自分なりの目標を持って、それに向かって努力しやりがいを感じる、という組織を作ることが可能になるのです。

    このような会社は成長性と強靭さというしなやかさを獲得するでしょう。


    この「やり直しコーチング」「『コーチング』を使って失敗した私が気付いた、その実戦的な使い方5ヶ条」を参考に自社で実行することも可能です。

    しかしご要望があれば、御社の組織に合わせて、コーチングを中心にした新しい組織運営の実現のお手伝いもさせていただきます。

    従って「やり直しコーチング」の実践だけではなく、それを軸にした組織風土の改革もサポートできます。

「やり直しコーチング」についての疑問、研修実施のご相談、お見積りなどお気軽に以下のリンクボタンからお問い合わせください。


また「やり直しコーチング」についてもう少し詳しく知りたい方は、

ぜひ以下のリンクから

「『コーチング』を使って失敗した私が気付いた、その実戦的な使い方5ヶ条」

をご一読ください。15分で読めますので、非常にお手軽です!


https://onl.tw/kr6GMyk


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業種

出版業

教育研修業

特定募集情報提供事業(51-募-000072)

設立

2022年4月

誰もが持っている潜在的な力を引き出す企業向けの教育事業と、著者様の新たな発見や体験を書籍として世の中へと発信するのをお手伝いする支援サービスをご提供しております。出張でのご相談や打ち合わせはもちろんオンラインでも対応しており、どのようなことでも気軽にお問い合わせいただけます。

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